Google広告で「リンク先の要件に関するポリシー」更新。Better Ads Standardsの内容を解説。

Google広告「リンク先の要件に関するポリシー」更新。Better Ads Standard

2022年10月にリンク先の要件に関するポリシーが更新され、リンク先ページの広告エクスペリエンスをCoalition for Better Ads の Better Ads Standardsに準拠させる方針であることが公表されました。

 

問題のあるリンク先は不承認扱いとなるので注意が必要。現時点(8/31)でリンク先に不備のありそうなアカウントにはGoogle広告からメールで「Google 広告ポリシー更新お知らせ – リンク要件に関するポリシー」という通知が届いているので先立って修正または削除する必要があります。

 

Better Ads Standards簡単に説明すると

ユーザーがWEB体験(例えばメディアを見たり、ゲームをしたり)しているときに、それを邪魔するような広告を出さないようにしましょう。広告体験を快適なものにしましょうというルールです。

今回はこのCoalition for Better Ads の Better Ads Standardsについて解説していきます。

 

そもそもCoalition for Better Ads の とは?

 

Coalition for Better Adsとは?

世界中のオンラインメディアに携わる主要な国際貿易協会と企業が結成した団体です。日本でも有名な企業でいえばマイクロソフト、Google、Facebookなどです。他にも広告配信プラットホームのCriteo、taboola、Outbrainやアドテク関係の企業などが参加。

Coalition for Better Ads

 

目的は、国際的な枠組みで消費者の広告エクスペリエンスを改善することです。コンテンツの中だにゃブラウジングを遅くする広告を阻止し健全でスムーズなWEB体験を提供するために立ち上げられています。

 

ポイントは「ユーザー体験」という部分ですね。広告内容というよりは「広告ページの挙動」がユーザーに不満や不快感を与えるかどうかが重要な部分です。

 

Better Ads Standardsとは?

その中でもBetter Ads Standardsというのは定められた広告の基準についての言及です。

今までに15万人以上の消費者が調査に参加し、Coalition for Better Adsが広告に関する体験をまとめ基準を発表しています。

 

Coalition for Better Ads(英語)

https://www.betterads.org/standards/

 

Better Ads Standardsの内容を解説

以下、大きく4分野についてのユーザー体験に基準があります。

 

①デスクトップWEB

②モバイルWEB

③動画

④モバイルアプリ

 

それでは詳細を見ていきます。

①デスクトップWEB(PC)のユーザー体験

Better-Ads Standards デスクトップ

 

1-1.ポップアップ広告

ページのメインコンテンツをポップアップしてブロックするインタースティシャル広告の一種です。これらは、ページのコンテンツの読み込みが開始された後に表示されユーザーのコンテンツ閲覧を阻害します。

 

1-2.音声付きの自動再生動画広告

ユーザーの操作なしで音声が再生される音声広告。ユーザーの不意を突いて、サウンドを止めるためにウィンドウやタブをすばやく閉じなければならないことが多いため、ユーザーにとって特に混乱を招きます。

 

1-3.カウントダウンつきのプレスティシャル広告

コンテンツが読み込まれる前に表示されるプレスティシャルの「カウントダウン」広告。ユーザーは広告を閉じるか、広告が自然に閉じるまで数秒待たなければなりません。

 

1-4.大きなスティッキー広告

スティッキー広告とは固定型広告のこと。ページをスクロールしてもずっとついてくる広告のことですね。

この静的で動かないスティッキー広告が画面の領域の 30% 以上を占有している場合妨害効果とするようです。

 

②モバイルWEBのユーザー体験

Better-Ads Standards モバイル

2-1.ポップアップ広告

ページのメイン コンテンツをポップアップしてブロックするインタースティシャル広告の一種です。これらは、ページのコンテンツの読み込みが開始された後に表示されユーザーのコンテンツ閲覧を阻害します。

 

2-2.プレスティシャル広告

モバイルのプレスティシャル広告は、コンテンツが読み込まれる前にモバイル ページに表示され、ユーザーが探しているコンテンツに進むのを妨げます。コンテンツの大きさはフル画面や一部画面など様々です。

 

2-3. 30% を超える広告密度

ページの縦方向の高さの 30% 以上を占める広告。広告の密度は、モバイル ページのメイン コンテンツ部分内のすべての広告の高さを合計し、ページのメイン コンテンツ部分の高さの合計で割ることによって決定されます。

 

ポイントは「メインコンテンツ部分」「すべての広告の高さ」の合算ということですね。

 

2-4.点滅するアニメーション広告

背景、テキスト、または色が急速に変化するアニメーションや「点滅」する広告。

 

2-5.音声付きの自動再生動画広告

ユーザーの操作なしで音声が再生される音声広告。ユーザーの不意を突いて、サウンドを止めるためにウィンドウやタブをすばやく閉じなければならないことが多いため、ユーザーにとって特に混乱を招きます。

 

2-6.カウントダウン付きの投稿広告

カウントダウン タイマー付きの投稿広告が表示されます。これらの広告は、ユーザーが広告を閉じたり、広告を閉じたり、別のページにリダイレクトしたりするまで、数秒待たなければなりません。

 

2-7.全画面スクロールオーバー広告

フルスクリーン スクロールオーバー広告では、コンテンツの上に表示される広告をユーザーがスクロールする必要があります。これらの広告はページの 30% 以上を占め、ページのメイン コンテンツの上に浮かび、表示を妨げます。

 

2-8.大きなスティッキー広告

スティッキー広告とは固定型広告のこと。ページをスクロールしてもずっとついてくる広告のことですね。

この静的で動かないスティッキー広告が画面の領域の 30% 以上を占有している場合妨害効果とするようです。

 

③動画

Better-Ads Standards 動画

3-1.スキップできない長いプレロール広告

プレロール広告は、動画コンテンツの前に再生される動画広告エクスペリエンスです。YouTubeなどで見ますね。

ここで基準となるのは合計視聴時間が31秒を超え、ユーザーが最初の6秒以内にスキップできない 1つ以上の広告を含むプレロール広告体験を指します。

 

3-2.ミッドロール広告

選択した動画の途中でコンテンツを中断して再生される動画広告エクスペリエンスです。

 

3-3.大きく表示されるノンリニア広告

ノンリニア広告とは動画にオーバーレイ(重ねて)表示されるバナー広告のこと。

ここでは動画プレーヤーの20%以上に重ねて表示される、または動画プレーヤーの中央3分の1に表示されるバナー広告を指すようです。

 

④モバイルアプリ

Better-Ads Standards アプリ

4-1.中断型インタースティシャル広告

インタースティシャル広告とはポップアップして全画面にオーバーレイして表示される広告のこと。

アプリやゲームを利用している最中に、ユーザーが予期しないタイミングで表示されるインタースティシャル広告はユーザー体験を損なうと判断されます。

ゲーム プレイの終了時、コンテンツ セグメントの終了時、スコア画面の後のインタースティシャル、またはアプリを開いたときの静的インタースティシャルは、モバイル アプリの Better Ads Standard に該当しませんでした。

 

4-2.中断型ビデオ インタースティシャル

4-1.で紹介したインタースティシャル広告の「ビデオ型」の広告のことを指します。同じく、ユーザーが予期しないタイミングで動画広告がポップアップするとユーザー体験を損ないますよね。

ゲーム プレイの終了時、コンテンツ セグメントの終了時、スコア画面の後のインタースティシャル、またはアプリを開いたときの静的インタースティシャルは、モバイル アプリの Better Ads Standard に該当しませんでした。

 

4-3.スキップ不可の中断型ビデオ インタースティシャル

4-2.で紹介した「ビデオ型」のインタースティシャル広告の中でもスキップ不可な広告を指します。

ただしスコア画面の後のスキップ不可のビデオ インタースティシャルは、モバイル アプリの Better Ads Standard に該当しませんでした。

 

4-4.アプリを開いたときのビデオ インタースティシャル

アプリを開いた直後、タイトル画面前に表示されるビデオ型のインタースティシャル広告のことです。

ビデオ広告でない静的なインタースティシャル広告については今回の基準には抵触しないようです。

 

リンク先の要件に関するポリシーの審査について

Google広告では10月からリンク先の要件に関するポリシーを更新することを発表しました。

これに抵触する広告は不承認状態となるようですので注意が必要です。

 

どのように対応するべきか

広告が不承認になった場合はまず、どの箇所が該当しているのか探しましょう。

自分でランディングページを見て違反している箇所がなくても動的に広告が出ている場合、ユーザーによっては違反となっている場合があります。(特にGoogle AdSenseの自動広告設定ではインタースティシャル広告や固定広告が動的に出ていることがあるので注意。)

発見したら削除するか修正するだけです。広告を再審査に提出しましょう。

 

 

以上。Google広告の「リンク先の要件に関するポリシー」更新。とりわけBetter Ads Standardsの内容について解説しました。

 

 

 

 

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