Googleマップの新機能で車椅子やベビーカーで利用可能な場所が表示されるように

Googleマップ 車椅子

2020年5月22日の発表によりGoogleマップのユーザーは、「利用可能な場所」機能をオンにすることで、車椅子で利用可能な場所を見つけることができるようになった。

Googleマップに車椅子・ベビーカー対応機能が追加

Googleマップでは、ユーザーがボタンを押すだけで車椅子で利用可能な場所を見つけることができる新しいユーザー補助機能をリリース。

その「車椅子利用可能な場所」は、Googleマップアプリでオンとオフを切り替えることができる機能である。スイッチを入れると、車椅子のアイコンで利用可能な場所をすばやく識別できるので車椅子の方、その周囲の方ははぜひ対応してい機能だ。

Googleマップ 車椅子・ベビーカー

駐車場やトイレ、座席など詳細表示もある

車椅子対応可能でバリアフリーであることの詳細なデータは、入り口、利用可能な座席、トイレ、駐車場のそれぞれにおいて表示される。座席やトイレは対応しているが入り口だけ車椅子対応していない場合などはそれもきちんと表示されるようになっているので便利だ。

Googleが発表で述べているように、車椅子のみならず、ベビーカーや高齢者などにとってもありがたいニュース。

「この情報は、車椅子利用者、ベビーカー利用者、高齢者、配達員など、あらゆる人々の役に立ちます。新型コロナウイルス感染症への注意が必要とされる中、ドラッグストア、食料品店、レストランなどの外で立ち往生してしまうといった状況を避けるためにも、出発前にバリアフリー情報を確認しておくことが重要です。」

Googleは人々が現場に行く前に対応可能情報を知ることができるはずだと言っています。これが、同社が新しい機能で達成しようとしていることだ。

世界1,500万の場所とカウントがすでに登録済み

Googleマップには現在、世界中の1500万を超える場所の車椅子の対応情報があります。

ユーザーの登録や店主の登録により増加中

Googleマップの車椅子でアクセス可能な場所の数は、主に他のマップユーザーから送信された情報のおかげで、2017年の2倍以上になったようだ。日本でもアクティブなマップ登録ユーザーが多いため今後この数は増えていくだろう。

また、車椅子の対応可能情報のもう1つの情報源は、Googleマイビジネスリスティングで直接情報を提供できる店主自身だ。今後はGoogleマップを活かしたマーケティングは食べログなどと並びメインの集客方法になるだろうから、バリアフリー対応をきちんと明記しておくことがお店のファン獲得にもつながる。

Googleが指摘しているように、このアップデートは世界中にいる1億3千万人以上の車椅子ユーザーや身体に障害を持つ 436 万人の日本人に大きな恩恵をもたらすだろう。

特に日本は2050年には人工の30%が高齢者になると言われているので、バリアフリー情報の整備は社会的な課題となるだろう。

GoogleはGoogle マップの発展を続ける

Googleは、この更新が、より快適ななGoogleマップを構築するという同社の道のりのひとつであると理解しています。

最近、ユーザーがアクセス可能な場所、交通機関の経路、徒歩経路を見つけるのに役立つアプリの更新を行ったこともその取り組みのひとつである。

車椅子対応検索機能は、オーストラリア、日本、英国、米国のGoogleマップユーザーが利用できるようになりった。海外に出かけるときも安心して使えるのはさすがとGoogleといったところだ。
追加の国のサポートは後日行われる予定。

 

設定方法や公式リリースはこちら

https://japan.googleblog.com/2020/05/google.html

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